大一大万大吉～今ココで 決めて踏み出すアナタの一歩～

『近江商人三方よし』(以下三方よし)という滋賀が誇る理念があります。
これは「商売において売り手と買い手が満足することは当然であり、それらに加え、社会に貢献できてこそよい商売といえる。」という考えです。
相手あって、世間あってこその経営が社業を伸ばす秘訣です。三方よしとは、すなわち、“人を大事にする”ということに他なりません。

大一大万大吉 ( だいいちだいまんだいきち)とは、「万人≒みんなが『一』人を『大』切にし、一人一人が『万』人を『大』切にすれば、天下は『大吉』となる。」「誰もがみんなのためを思い、みんなは誰も見捨てない社会こそ理想である。」という意味を持っており、戦国時代の近江にルーツを持つ武将、石田三成が信念とした言葉です。

この大一大万大吉という言葉こそ、滋賀の歴史と伝統に裏打ちされた、”人を大切にする”という理念に他なりません。
当実行委員会では、この大一大万大吉を実現した2人の経営者にスポットライトを当てて報告やグループ討論を行い、皆様と一緒に学びを得たいと考えています。

それだけでなく、報告者からの学びを得た参加者の皆様には、あらたな”一歩”を踏み出していただきたいという願いがあります。
会社も組織も全て個人の集まりですが、我々経営者も細分化すればひとりの人間です。同じ目的を共有した個人個人(個々=ココ)が集まって成した組織が会社です。
その舵を取る人間、先頭に立つ人間が経営者です。そのため経営者は常に決断をしなければなりません。
その決断はいつするのか、そう、先送りした未来ではなく、今この瞬間、ココ(Here)で決断していただきたいのです。
その決断をするきっかけとなる場を、ココ近畿圏合同例会in滋賀としてもらいたいのです。
当実行委員会は、『今ココで　決めて踏み出す　アナタの一歩』をサブテーマとして参加者の皆さんと一緒に新たな一歩を踏み出したいと考えています。

ココ滋賀の地で”大一大万大吉”の理念を実現した経営者の体験を学び、ココ滋賀の地から新たな”一歩”を踏み出しましょう！