ミシンを通じて社会課題を解決 「人」「物」「心」をつなぎあわせて創るモノづくり、コトづくり

1946年創業の家庭用ミシン専門メーカー アックスヤマザキは、 2 代目社長の時に海外ブランドの国内向け OEM 生産を請け負い会社は急成長 、現社長の山崎一史さんで 3 代目 になります 。
OEM先の事業解散による影響、使い捨て時代の到来により 、 会社の経営状況は大きく傾きはじめた頃に一史さんは入社 、営業を支援するも思い通りに経営の立て直しはできませんでした。

そこでビジネススクールで学び、社会課題解決型の事業に取り組む決心を固め、「ミシンって難しい」のイメージを払拭する子供向けの新商品開発を始め ると 同時に、生産体制に関する組織改革も行いました。商品開発では顧客や技術者の声を聴き、デ ザイナーとうまく付き合い、経営者として利益が得られるようにクリエイティブディレクターを担当。
その試みは社長就任の頃に実を結び、クリスマス商戦で当所予定の6千台を大きく上回り、2 万台を完売するという大成功を収めます 。更にオリジナル商品neo レトロデザイン「 TOKYO OTOKO ミ シン」の開発を行い、情報発信を工夫し、 数ヶ月先の予約注文を抱える迄に成長 。
売上額にこだわるのでなく、最近の円安でもしっかりと利益を残せるビジネスモデルを構築、粗利益率 10 ％台から 50 ％程度まで大幅に改善し、それでも喜んで購入してもらえる商品づくり に成功されています。

外部環境が大きく変化し売上が急減、赤字が出るタイミングで社長に就任し、 立て直しを図った経営者の覚悟が伝わる講演です。
一史さんの経営戦略、新商品開発秘話、収益モデル構築の術について、質疑応答を交えお話しいただきます 。
是非、会場に足をお運びください。