老舗こそ革新し続けなければいけない。〜180年成長し続ける企業の秘訣〜（2025/11/28）

下町の名脇役として、絶大な人気を誇る「キンミヤ焼酎」。
そのキンミヤ焼酎を製造する株式会社宮﨑本店の代表取締役会長
宮﨑由至氏が今月の報告者です。

宮﨑氏が先代から宮﨑本店を引き継いだ時は、自己資本比率14％という会社でしたが、
現在では、売上100億円、自己資本比率71％という会社に成長しました。
宮﨑本店がここまで発展してきたのは、宮﨑家の家訓である「革新せよ」を
実行し続けたからだと宮﨑氏は語ります。
さらに「未来をいかに創造するか」ということこそ、経営者にとって
最も重要だと強調されます。
未来には「見える未来」と「見えない未来」の2種類があると宮﨑氏は言います。
その中でも特に「見える未来」の分析と戦略こそが、経営者にとって
大切だと説かれます。180年以上の歴史を持ちながら、今もなお成長を
続ける同社。その背景には、この「未来を創造する革新」と
経営理念の力があるのです。

今回は「革新」をキーワードに、経営戦略や事業承継など、
中小企業にとって大切なことについて語っていただきます。