「未来に渡すもの」～信じる力～（2025/06/24）

6月の八尾支部例会は、支部内で“村田姉さん”の愛称で親しまれている㈱村田機械製作所の村田洋恵さんが初登壇されます。
村田機械製作所は、父、村田守生氏が創業され、今では一部上場企業の製造ライン設備を手掛けるほど非常に高度なアイデアと技術を持つ製造会社です。
2代目として後を継がれた村田さんは、こう語ります。
「私の仕事は、財務管理と経理と事務です。仕事は全てうちの男の子たちがやってくれます。私は何も出来ないので」　
主要業務の全てを社員さんに任せ、彼らが下した判断の成功も失敗もその責任の一切を自分が引き受ける。
一見リスクの高い経営手法に見えますが、村田機械製作所の社員さんは「俺ら誰やと思ってんねん、ムラタやぞ」
技術力では絶対他社に負けへん、という想いを胸に“ムラタ”に対する絶対の自信と信頼が醸成されていました。　
幼き頃の虐待や優秀な姉との比較、父母の認知症発症など様々な体験の中、複雑な思いで会社を引き継いだ村田さんが、ナゼ、どのようにしてこのような素晴らしい会社を作ってこられたのか？
今、村田さんの経営者マインドの中心には何が在るのか？　今宵、例会でその全てが明らかになります。