74年目の課題と向き合う経営者の姿勢

『面白いテープが作りたい！How toのその先に…』
創業74年の粘着テープ専業メーカーの4代目社長 西澤大輔さん。創業者の長男ですが、父上は西澤さんが4歳の時に他界されました。西澤さんは、菊水テープを背負っていく運命でありながらも、父上から直接、創業の想いや経営の指導をうけることができませんでした。
1997年に入社し2代目3代目社長の経営を見ながら、2014年に社長就任して10年。創業者の想いを探り、理念・ビジョンを体現し、発展させていこうと取り組んできました。
そんな中で2019年から病気やケガで仕事に支障がでる状況になり、初めて死ぬかもしれないと思ったそうです。
自分のできることを精一杯やり、その先に行きたい。会社では、周囲に常に「how to」を投げかけています。やりきるために、どうしていくか、どういう方法があるかの問いかけを絶やしません。
精一杯できることをやった先には、面白いテープができる！創業者の想いと、一致しているのかもしれません。